水若酢神社・隠岐一宮 |
水若酢神社・隠岐一宮
昔取った杵柄ならぬ年寄りの冷や水になったような・・・
乗り継ぎが恐ろしく不便かつ一日に2便しかないおんぼろバスで30分ならば、
自力で行くしかない。
レンタカーでは面白くないし、レンタルママチャリでお宮参りというアイデアはよかった。
自転車で1時間半あれば着くだろうという計算もだいたい合っていた。
行きは、西郷港から神社まで新しい車道で15㎞ほどだ。
登りがあれば、下りは楽しいサイクリング(^^♪~
現場では、
もちろんACH浄華&国難脱却の祈念でござった。
ここまでは上出来だ。
問題は調子こいたことだ。
帰り道に同じ道を往復するのもつまらないし、
竹島は我が国固有の領土、
って祈念のために島の北西海岸まで足を延ばしたのがいけなかった。
五箇という海沿いの村がある。そちらへ下って行った。
だんだん怪しくなってくる。
旧い地図にあった海岸線のトンネル(明治期にできた隧道)は通行禁止・・・、
以前は自動車道であったはずのトンネル内は道も壁もヒビだらけだった。
戻りたくなければ行くしかない。
探してみると、海岸沿いの岩場にうっすら踏み跡があった。
ふうい
まるっきり「妖怪ハンター」だ。嵐の日には波でさらわれそうだ。
ヒト一人通れるかどうかの幅員で、
しかも頭を低くしないと通れない隧道がところどころにある。
時々自転車を担いで、何とか通過した。
車道に戻ってからも、道路はひび割れから草ぼうぼう・・・
まもなく一般道になったとはいえ、道のりも問題だ。
海沿いの旧道を辿れば平らな道を行く・・・
という目論見は完全に外れた。
より細かい激しいアップダウンで行きの倍の距離がある。
通算50㎞弱の山道、ガタイの大きいデブオヤジが乗るには小さなママチャリ、
ケツが痛くなり漕げない。登りは歩く・・・。
子ども時代からずっと乗っていたがしかし、
ふと思い出してみると、
自転車を盗まれてからの7年ほどは一度も乗ってない気がする。
途中に水分を補給できそうなコンビニも店屋もない。
マジ遭難するかと思った。
山行ならもう少し慎重になるのだが、ちょっと反省モード、
さっき宿に戻ると晩飯は赤鯛だった、てか
ワシはおめでたいんじゃろう・・・。
公式ホームページのない一宮;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E8%8B%A5%E9%85%A2%E7%A5%9E%E7%A4%BE